2017年、チャレンジとしてフィンテックと呼ばれる新規金融市場にお金を預けてみました。
意外とよかったので報告します。
2017年、ウェルスナビ、ソーシャルレンディング口座開設したら、年利10%超になっていたことが判明!
従来のワタシだったら、ロボアド、ソーシャルレンディングは
- 元本保証ではない
- 聞いたことはあるけど、よくわからない
- 面倒
- ネットは信用できない
上記の理由で、投資なんて考えませんでした。
でも、 AI(人工知能)のおかげで富裕層並みの資産運用が、庶民でもできると聞いて考えを変えました。
- お金を増やすには、必ずリスクが伴うもの。銀行預金は目減りするだけ。これからは AI(人工知能)を利用して増やすのが普通になる。
- 金融はわからなければ、自分が損するだけ。まずは1万円でもいいので預けて体験をすること。知見を広めること。使わない資金があれば、預けるべき。
- ちょっと、勉強すれば、かなりの確率でロボアドバイザーもソーシャルレンディングも、利回りが確保されている。
- 日常の買い物も現金を使わない、使えない社会になってきている。ネットとハサミは使いようと考えを変えるべき。
AI(人工知能)のおかげで、どんどん新しい金融商品が発売されています。
ミドルリスク、ミドルリターンのロボアドとソーシャルレンディングなら、比較的安全な運用先とも言われているのでチャレンジしました。
ソーシャルレンディング
ソーシャルレンディングは借りたい企業と貸したい企業(人)をマッチングさせる新しい形の融資型クラウドファンディングです。
従来であれば、新しく企業を起こすためには、銀行からの融資または、他の金融機関からの借り入れなどだけでした。
今はインターネットのお陰でソーシャルレンディング会社を通じて借りたい企業に個人でも融資できます。
maneoより引用
その見返りとして5%から10%程度の分配金をもらえます。2013年ごろから急速に預入額と参入企業が増えています。
ロボアドバイザー
一方、ロボアドバイザーは AI(人工知能)を利用してお金を運用する仕組みです。
従来、富裕層しか利用できなかった預け入れが AI(人工知能)のお陰で低コストでETFなどの分散投資が可能になりました。
証券会社やロボアドバイザー専門会社などが、ロボアドバイザー口座を開設しています。2015年末ごろから、やはり急速に預入金額を増やしています。
ロボアドバイザーのある会社では、口座開設者の90%が投資経験者のデータもあります。しかし、今後はさらに預金者のすそ野を広げて預け入れ額、預け入れ者も増えて行くことが予想されています。
2017年フィンテク預け入れ結果。
2017年、パソコンとスマホから話題の AI(人工知能)を使ったロボアドバイザーとソーシャルレンディングに預け入れ初体験です。結果は・・・
ジャンー
★ロボアドバイザー(4社、11月6日現在)
預け先 | 期間 | 利回り(年換算) | 元金 | 現在の金額 |
ウェルスナビ | 6カ月 | 7.87%(15.74%) | 100万 | 1,078,722 |
テオ | 4カ月 | 4.24%(12.72%) | 20万 | 208,483 |
楽ラップ | 3カ月 | 2.87%(11.48%) | 10万 | 102,875 |
投信工房 | 3カ月 | 3.3%(13.2%) | 10万 | 103,308 |
合計 | 6.67%(14.83%) | 140万 | 1,493,388円 |
ロボアドバイザー証拠画面はこちら
★ソーシャルレンディング(6社、11月6日現在)
預け先 | 期間 | 利回り | 元金 | 現在の金額 |
クラウドクレジット | 9カ月 | 80万 | 820,276 | |
オーナーズブック | 8カ月 | 20万 | 202,155 | |
マネオ | 8カ月 | 20万 | 203,391 | |
クラウドバンク | 7カ月 | 10万 | 100,732 | |
ラッキーバンク | 7カ月 | 10万 | 103,856 | |
SBIソーシャルレンディング | 6カ月 | 15万 | 151,759 | |
合計 | 155万 | 1,582,169円 |
ソーシャルレンディング証拠画面はこちら
投資先画面
☆ウェルスナビ
☆テオ
☆クラウドクレジット
ロボアドバイザー4社の年利回りなどは単純計算です。ソーシャルレンディング6社も一部の配当しか計算していません。順調に推移していることはわかります。
利回り10%超え。295万円が307万円に
元金295万円が11月上旬時点で3,075,557円になっています。
12月ならもっと増えています。銀行預金であれば、ほとんど増えていません。すべて、今年、チャレンジで預けてみたフィンテック(FinTech)関連の預入先です。
この先、減る可能性もありますし、逆にもっと増えているかもしれません。
しかし、一番いいことは
株やFXなどに比べて、最初に預けてしまえば、あとはお任せなので、非常に楽です。
銀行預金のガッカリ
上記に比べて銀行のATMで通帳の記帳して、笑っちゃうこと、ガッカリすることないですか?
たとえば、これ!
利息1円。
投資は時間を買う発想も大事
投資は利回りも大切ですが、投資に費やす時間を短縮できれば、家族サービスや自分の趣味に使えます。
つまり、人生の時間がフィンテックで買えます。
もしアナタがサラリーマンで家庭持ちなら休日、投資に費やす時間少ないですよね。
ワタシ、株もFXもやりますが、勉強もせずに勝つことなんてありません。
投資で増やせる力は時間と情熱が必要なことはお分かりだと思います。
おまけに奥さんから「少しは子供の面倒見てー」と怒られれば、もっと時間なくなります。
ロボアドバイザーや、ソーシャルレンディングなどは、一旦預けたり、積立設定をしてしまえば、基本放置プレーでいいんです。たまにネットで口座を確認して増えてればニンマリすればいいのです。
人間の脳は投資に向いていない
ロボアドバイザー会社シェアナンバー1、ウェルスナビの柴山CEOはこう言います。
「主婦がスーパーで野菜が高ければ、買わずに安い食材を買って帰ります」これが普通です。
ところが、株は高くなれば、もっと高くなると思って買うし、株価が下がれば、資産がなくなると思って売ります。本当は逆のことをやれば、儲かるのにそれができません。
ドキッとしませんか?ワタシ、何度もこれで失敗しています。
株もこれでだいぶやられました。FXも同じです。
だから、ワタシもどんな時も淡々と売り買いをする AI(人工知能)ロボアドバイザーに任せておくことにしました。
CEO柴山社長の運用実績
下記は実際の運用成績です。1年あたり15.8%の運用は悪くないと思いました。私もこのレベルを目指したいです。
当然、リーマンショックのように100年に1度と言われるような株価下落が来るかもしれません。いつかはわかりませんが、そのような下落があった時どうすればいいのかご存知ですか
・・・
何もしないことです。下がった株はいつか上がります。永久に下がり続けることはないので、上がるのを待てばいいのです。人は狼狽売りしてしまいます。だから大損します。
ロボアドバイザー、ソーシャルレンディングのデメリットは?
ロボアドバイザー
- 出金までに銀行より、時間がかかる。
- 利回りが低下する恐れ、元本保証ではない。
出金まで最短でも4,5営業日程度必要なので、日頃の口座としては使えません。世界中でロボアドバイザーの発展は目覚しいものがあります。
ただし、リーマンショックのような100年に1度の激震は経験していません。その時は一時的に利回りの低下も予想されます。逆に言えば、一番よいパフォーマンスを上げるのも、ロボアドバイザーかもしれません。
余裕資金、長期運用資金で預けるべきです。また、ロボアドバイザー専門会社のウェルスナビ、テオは銀行同様、万が一破綻しても1000万円までの補償が公的機関からありますので、安心です。
ソーシャルレンディング
- クローズ期間があり、解約できません。
- 金融庁の方針もあり、融資先が開示できません。
- 元本保証ではない。融資先企業が返済できなくなれば、予定の配当が遅延したり、少なくなる可能性もあり。
ソーシャルレンディング業界も急激な規模の拡大とともに新規参入企業も増えています。
まずは、法令順守でしっかりと最大級の情報開示してくれる企業にだけ、投資することだと思います。
また、親会社、出資会社も見て、信用できる会社を選ぶことだと思います。あとは、サイトを見て、会社の方針や社長の方針なども参考にして、ワタシは投資先を決めました。
預けるならロボアドバイザー、ソーシャルレンディングどっちがいいの?
どっちでもいいと思います。考え方ひとつです。(笑)
私の知人で株でもFXでも、ガンガン資産を増やしている方がいます。そのノウハウは聞いているのですが、ワタシがやると、どんどん資産が減っていきます。
才覚の違いでしょうか?
人それぞれ器が違います。ワタシは自分で資産運用は無理なので AI(人工知能)に任せて運用することにしました。
アナタは?
資産運用は自己判断ですので、アナタがどう考えてもいいのですが、以下のことは常に意識してリスクを軽減すれば、5%前後のリターンは確保できるのではないでしょうか。
ロボアドバイザーもソーシャルレンディングも元本保証ではありません
ロボアドバイザーは AI(人工知能)による資産運用です。投資信託と同じようなものですが、ウェルスナビならネットから一気通貫で口座開設して、入金、出金ともスピディーです。
NY市場のETF運用なので、ドル建てです。為替差損が発生する恐れがあるので、毎月積み立てることでリスクは軽減できます。
今、ウェルスナビは12月1カ月キャンペーン実施中です。
最低預入限度額は10月まで30万円でした。11月からキャンペーン中なので、10万から預け入れできます。また手数料も2カ月半額です。
10万円あればまずは、ここに預けます。
ソーシャルレンディングなら、以下の3社でしょうか。
- 情報開示、会社の方針、杉山社長の考え方に共鳴されるなら、高利回りのクラウドクレジットです。海外投資に特化していますが、来年はまた違った分野にもチャレンジするようです。
- 不動産投資、安定的な利回りならプロの不動産集団のOwnersBookです。親会社のロードスターキャピタルが今年8月にマザーズに上場しました。常に即日完売ばかりの案件を扱います。
- ソーシャルレンディング業界シェア、実績NO.1 maneo(マネオ)
です。来年、確実に預かり資産1000億円を突破する、ソーシャルレンディング業界、シェア、規模ナンバー1企業です。プラットフォームも提供する優秀な会社です。
余裕があれば、ここらへんも。
もし、口座を作られるのであれば、
- マイナンバーカード
- 身分証明書、住所が確認できるもの(運転免許証、パスポートなど)
- 銀行口座
は、用意しといてください。
銀行も AI(人工知能)の影響で、大幅人員削減が始まるようです。
「20XX年、人間の仕事がAI(人工知能)に奪われる」──“AI失業”は、様々なメディアでたびたび報じられてきたが、その一方で少なからぬ人はこんな感覚を抱いていたはずだ。「まだ先の話」「ごく一部の仕事」──と。
だが、その「20XX年」は2017年、まさに今だった。株式市場が活況を見せ、政府が雇用拡大を喧伝する中で流れた、メガバンク3行の業務量削減策が経済界に激震を走らせた。
10月28日、みずほフィナンシャルグループ(FG)が今後10年で1万9000人分の業務量削減を検討していることが報道されると、三菱東京UFJ銀行が約9500人、三井住友FGは約4000人相当の業務量を減らす方針であることが相次いで報じられた。
3行合わせて3万3000人の「銀行員の仕事」が消える──。過去の「クビ切りリストラ」と違う点は、3行ともAIなどの活用によって人員や業務のスリム化を図るとされていることだ。
引用http://www.news-postseven.com/archives/20171106_626976.html
実は銀行だって AI(人工知能)対策を考えています。
私たち、庶民も先を見据えた、お金の預け先を考えるしかありません。
それには、1カ所だけでなく、時代に合わせた預け先も検討すべきなのでしょう。